フリージアの花言葉は慈愛や感謝?希望や怖いもある?ピンク・紫など色別に解説。
春に柔らかく肉厚の花を咲かせる「フリージア」。お誕生日のプレゼントやお祝い事の花束などに好んで使われます。まあ、フルーティーでさわやかな甘い香りも特徴の花です。
とても素敵な花なので花言葉を調べてみましたら、とてもおおきに意味を持った花なんですね!そこで、フリージアの花言葉のいろいろな意味や理由をまとめみました。
フリージアの花言葉は「純潔」や「感謝」?調べてみたら…たくさんあった!
フリージアはとても優美で明るいイメージ、柔らかく純真な様子が花言葉の由来となっています。また、甘く甘美な香りが印象的な花ですので、爽やかな雰囲気の花言葉となっています。
【フリージアの花言葉】
- 純潔(潔白、純白、あどけなさ)
- 感謝
- 期待
- 友情、親愛、、慈愛、信頼
フリージアの「英語」での花言葉は?
もともと西洋の花ですので、英語での意味が花言葉の原型になっています。英語での花言葉を調べてみたら・・・
- ・innocence(イノセンス)=純潔
- ・friendoship(フレンドシップ)=友情
- ・trust(トラスト)=信頼
という言葉が花言葉として認識されているようです。
これには、フリージアの花言葉の由来と言われる逸話が関係しています。
フリージアは19世紀の頃に、エクロンさんという植物学者が南アフリカで発見してとされます。エクロンさんはドイツ人である親友の医師フレーゼにちなんで「フリージア」と命名したとされています。
そこで、親友への感謝や友情、信頼などが花言葉となりました。
その他には「thoughtfulness(思いやり)」「sweetness(甘さ)」などの意味から、様々な花言葉が生まれています。
色によって花言葉がある!ピンクや紫、白など色別で違うから注意。
花の色にレパートリーが多いフリージアは、色別にちょっと違う花言葉を持っています。代表的な花の色別に、フリージアの花言葉を見てみましょう。
白色(ホワイト)のフリージアの花言葉:あどけなさ・慈愛・親愛、純白、潔白
フリージア全般の花言葉である「純潔」や「潔白」は白い花のイメージから来ています。心が清らかなこと、行いが正しいことなどを意味しています。発見者の植物学者と友人である医師との関係に由来してりるのでしょう。
また、「清々しさ」といった意味もありまして、清い香りや可憐な花の姿から付けられたのでしょう。
黄色(イエロー)のフリージアの花言葉:無邪気
フリージアと聞くと黄色い花を思い浮かべる人も多いでしょう。黄色のフリージアには「無邪気な心」といった花言葉があります。明るいイメージで邪気がない様子が由来になっているのでしょう。
赤色(レッド)のフリージアの花言葉:純潔、愛想の良さ
色のイメージとは遠いですが、赤いフリージアには「純潔」や「愛想」といった意味が含まれます。「愛嬌」や「純粋」「無垢」といった意味もあります。
普通「赤」というと情熱的で激しい言葉が当てられますが、フリージアについては「愛らしさ」に関係する言葉が多いようですね。
紫色(パープル)のフリージアの花言葉:憧れ(あこがれ)・感受性
紫はことなく大人っぽいイメージがあり、大人に対する憧れから来ているようです。「思慕」といった思い慕う様子も表しています。
また、淡い紫のフリージアには「感受性」という意味もあり、まわりからの影響で心が動かされる、といった意味が含まれているようです。神秘的な雰囲気の色から感受性の高さ・強さを意味しているのでしょう。
「ピンク」「オレンジ」色のフリージアの花言葉:特になし。
ピンクやオレンジ色のフリージアもあるのですが、あまり流通していないのか花言葉は決まっていません。ですので、フリージアの一般的な花言葉の「純潔」「感謝」などが当てはまります。
フリージアの花言葉に「怖い」という意味もあるの?その理由とは。
このように、前向きで明るいイメージのフリージアの花言葉ですが、1つ気になるのが「怖い」といった意味がある?という話を聞いたことです。
なぜフリージアの花言葉に「怖い」という意味があるのか、気になって調べてみたのですが・・・
結局、「怖い」や「恐怖」といった意味は全く無いです!
なぜ「怖い」の意味があると思われているのか?
推測しますと、紫色のフリージアに「憧れ」という意味がありましたが、憧れが強すぎると執着心や嫉妬、羨望といったちょっと怖い意味につながるから、ではないでしょうか?
また、いろいろな花言葉から「怖い」い意味を持つ花を調べている方がいるようで、その検索履歴から「フリージア 怖い」いった経歴が残っているのかな?と思いました。
いずれにしても、フリージアの花言葉に「怖い」という意味はありませんので、ご安心ください!
フリージアには美しい花言葉が多いので、花束にも最適!
フリージアの特徴として、色の種類が豊富なことと、スイートな甘い香りがあります。
フラワーアレンジメントに最適な花の1つで、フルーティーな香水のような香りが女性にとっても好まれる花です。
フリージアは花の寿命が長く、日持ちするのも花束により利用される理由で、下の方から徐々に咲いていく変化も楽しめますよ。
フリージアが誕生花となる日付は?
1月10日、1月24日、2月2日(白)、2月11日、2月13日(紫)、2月14日(黄)、2月22日(赤)、3月13日(白)、8月20日、12月17日
春に花咲く種類ですので、2月~3月の誕生花が多いですね。
フリージアは南アフリカ原産、園芸種の植物
フリージアは南アフリカのケープ地方原産の球根植物で、原種は白と黄色の花と香りが強いのが特徴の植物です。
ヨーロッパに持ち込まれ園芸用として品種改良が行われました。そこで赤や紫、ピンク、オレンジなどの花色が作られました。イギリスやオランダ、イタリア等で開発されたそうで、どことなくチューリップに似た特徴や花の色がありますよね。
さらに、色別に香りも異なるのが特徴的で原種である白色・黄色の花はとても強く香ります。花色によって微妙に香りが変わるのも、フリージアが人気の秘密となっています。
フリージアの日本名(和名)は?
19世紀に南アフリカで発見されたフリージアが日本の紹介されたのは、明治時代後半といわれます。ユリや水仙に似た小さな花が並ぶ姿が日本でも好感を持たれ、普及していきました。
フリージアのほ日本名(和名)は「浅黄水仙」(アサギスイセン)といいます。別名として中国語を日本的に呼んだ「香雪蘭」(コウセツラン)とも呼ばれます。
フリージアの花言葉まとめ
このように、フリージアの花言葉としては「純潔」や「友情」などの意味を持っていました。
また、花色別に花言葉があることや英語を日本語に訳したため、関係する言葉がいろいろ生まれて、多様な解釈になっています。
お花のプレゼントや園芸でフリージアを利用する際は、花言葉を思い出してみてください。
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